夜空をいろどる夏の風物詩「花火」。近年では色や形のバリエーションも豊かになり、観る人々を楽しませてくれます。
一言で「花火」といっても、その歴史や種類は非常に奥が深いのです。
今年で30周年を迎えるなにわ淀川花火大会を例年以上にお楽しみいただくための情報をまとめました。

花火の作り方

なにわ淀川花火大会では、たくさんの花火が打ち上げられます。夜空に美しく映える花火、その作り方をご紹介します。 1)薬剤の配合 星の原料となる酸化剤、炎色剤(花火の色を決める薬剤)、可燃剤をふるいにかけて混ぜ合わせる。 2 …

花火の撮影方法

花火を上手に撮影するためのポイント 【撮影の準備】 花火を撮影する時は、手ぶれをおこさないようにカメラ本体に直接触れないでシャッターを切ることができるリモコン又はレリースがあると良いでしょう。

花火の直径

花火玉のサイズは2号から40号まであります。 5号以上であれば、一発で打ち上げて鑑賞するに値する大きさといえます。 10号以上となると、高度、直径共に300メートルに達するので、広い場所で打ち上げる必要があります。 花火 …

打ち上げ花火の種類

打ち上げ花火には数え切れないほどの種類があります。まず、「夜物」「昼物」。更に 玉の割れ方の違いで「割物」「ポカ物」に大別できます。 夜物 割物・・・玉の中心に割薬という火薬が入っていて、それを囲むように花火の光になる星 …

炎色剤

花火に色がついているのは、燃焼する化合物がそれぞれ特有の色を発して燃えるからです。 花火に使われる主な酸化剤 硝酸カリウム 過塩素酸カリウム 硝酸バリウム 過塩素酸アンモニウム 硝酸ストロンチウム 酸化鉄 花火に使われる …

花火の名前

花火の名前を玉名といいます。玉名のつけ方は、『打ちあがってからどう変化して消えていくのかを表したもの』と、『イメージでつけられたもの』二種類に分けられます。 イメージでつけられたもの 玉手箱、花束、虹などといった夜空に浮 …

世界の花火

世界にはいろいろな花火がありますが、その種類や用途は国によって違います。武器として用いられていた火薬が、長年の時を経て、世界中で愛される花火へと進化していったのです。 中国の花火 火薬を発明したのは中国。観賞用の花火がで …

花火の歴史

花火の歴史は紀元前から!? 花火の原型といわれる『のろし』の歴史を辿ると、古代インドやギリシア、ローマといった紀元前にまで遡るといわれています。中国の薬を作る錬丹術師によって火薬は偶然発明されました。その後、火薬は軍事技 …